NFTアート最新の海外事例2022年4月版
2022.04.02
最近、NFTという言葉を頻繁に耳にするようになりました。
NFTとは、「Non-Fungible Token」の略で、日本語にすると「非代替性トークン」のことです。
今まで不可能だったデジタルデータに唯一無二の価値を持たせることができるので現在注目され「NFTアート」が高額で取引されたケースもあります。
NFTについては、「こちらの記事」で詳しくまとめているので合わせて確認してみて下さい。
この記事では、実際に取引された「NFTアートの事例」について詳しく紹介します。
Everydays – The First 5000 Days
Christie's is proud to offer "Everydays – The First 5000 Days" by @beeple as the first purely digital work of art ever offered by a major auction house. Bidding will be open from Feb 25-Mar 11.
Learn more here https://t.co/srx95HCE0o | NFT issued in partnership w/ @makersplacecopic.twitter.com/zymq2DSjy7
— Christie's (@ChristiesInc) February 16, 2021
Everydays – The First 5000 Days
取引額:$6,935万(約75億円)
NFTアートを有名にさせたと言っても過言ではない作品の(マイク・ヴィンケルマン)による「Everydays – The First 5000 Days 」。
2021年3月11日にオンラインオークションで日本円にして約75億円で落札され有名になりまいた。NFT作品としては今のところ史上最高額での取引になります。
ZombieZooArt
We love @ZombieZooArthttps://t.co/oSlLdSAV0b
— Trev????r (@whatdotcd) September 3, 2021
ZombieZooArt
取引額:約52万円
8歳の日本人の少年が自由研究として作成した「Zombie Zoo」が約52万円で落札され話題となりました。
多くのメディアやニュース、TVにも取り上げられたので、これを機にNFTの可能性を知るきっかけとなった人も多いのではないでしょうか。
アメリカの人気シンガー、ケイティ・ペリーともコラボしたこともあるDJで、300万人フォロワーを誇るバーチャルインフルエンサー「リル・ミケーラ(Lil Miquela)」のプロデューサーでもある「Trevor McFedries」さんが購入したことで、一気に「Zombie Zoo」は世界に知れ渡りました。
CryptoPunks
#AuctionUpdate 9 rare CryptoPunks from Larva Labs' own collection makes history realizing $16,962,500 pic.twitter.com/qsPs5nqVYY
— Christie's (@ChristiesInc) May 12, 2021
CryptoPunks
取引額:$1,700万(約18億5,000万円)
NFTプロジェクトで最古として知られるドット絵で描かれたキャラクターです。
2021年5月11日に、クリスティーズのオークションで9枚のCryptoPunksが1700万ドルで落札され話題となりました。
ピクセルで構成された肖像画は、NFTプラットフォームの共同開発者であるMatt Hall(マット・ホール)氏とJohn Watkinson(ジョン・ワトキンソン)氏のコレクションでした。
Sophia Instantiation
My1/1 artwork "Sophia Instantiation" also comes with a physical self-portrait painted by me! ????????⚡ Today, 6.30pm ET, we make history! ⚡https://t.co/a1yJ8V2rdg@niftygateway@ivgalleryla @andreabonac_art @hansonrobotics
.#NFT#robots#future#art#artist#drop#cryptoartpic.twitter.com/H0MVCmTifC— Sophia the Robot (@RealSophiaRobot) March 23, 2021
Sophia Instantiation
取引額:$68万8,888(約7,500万円)
2021年3月25日、Nifty Gatewayのオークションで「Sophia Instantiation」が約7,500万円で落札。
このデジタルアートは、イタリア人アーティスト、アンドレア・ボナセトとAIロボット「Sophia」による共同作品です。
Hashmask
I've decided to one-up myself and purchased this mystical halo demon 420 $ETH! @TheHashmasks#NFTspic.twitter.com/H7a9OStPiT
— seedphrase.eth (@seedphrase) February 2, 2021
Hashmask
取引額:$65万(約6,900万円)
Hashmaskは、そのウェブサイトによると、世界中の70人以上のアーティストの集合体で、1万6384のユニークなデジタル・ポートレート(自画像)作品を掲載。
2021年1月にスタートし、1万6384 点のデジタルアートをNFTとして制作・販売し、2021年2月、マーケットプレイスOpenSeaにて、420ETH、約65万ドル(約6900万円)で購入されました。
Grimes
Grimes
取引額:$600万(約6.6億円)
イーロン・マスク氏の妻Grimes氏が出品したNFTアートが約6.6億円で売却。
一点ものもあれば、何千枚も複製されたものもあり、一連の10作品は、2月28日にニフティ・ゲートウェイで売りに出されました。
AIR SMOKE 1
過熱中のNFT(非代替トークン)市場。
日本発のバーチャルスニーカーが約140万円で即完売したそうです????
ファッション業界にもNFTの波が来るかもしれませんね。日本初のバーチャルスニーカー(NFT)「AIR SMOKE 1」が即完売 価格は約140万円 https://t.co/wiiAsk0tXp@net_keizai より#NEpicks
— ネクストエンジン │ ECの自動化や効率化のその先へ。 (@next_engine) April 26, 2021
AIR SMOKE 1
取引額:約140万円
日本初のバーチャルスニーカー(NFT)「AIR SMOKE 1」が販売開始9分で約140万円で落札。
ケムリが虹になってとても幻想的でずっと見てられる映像が特徴的。
アートの分野での可能性も感じることができる作品で、さまざまな物に価値が付くことを証明した1品と言えます。
Alternate dimension 幻想絢爛
RARA に2021年のベストNFTアートにせきぐちあいみさん @aimi_nft の幻想絢爛を推薦しました
I just curated Alternate dimension 幻想絢爛 in the RARA NFT RA!CE. https://t.co/ElAlCNzEeKpic.twitter.com/5zP6u9ehSh
— GT a.k.a. DankPepe (@GT_symbol) December 15, 2021
Alternate dimension 幻想絢爛
取引額:約1,300万円
VRアーティストのせきぐちあいみ氏の作品「Alternate dimension 幻想絢爛」は、2021年3月24日に、NFTマーケットプレイスOpenSeaにて、約1300万円で落札。
VRやMR、あるいはブロックチェーンなど最先端のテクノロジーが、一過性の流行ではなく、確実に近い将来デジタル資産を保有するのが当たり前になると思わせてくれる快挙でした。
NFTアートの事例 まとめ
NFTアートは所有権の来歴を管理し、利用者間の二次流通を含め、売買金額の一部がアート作品の制作者に還元される仕組みなど、これまでになかったアート市場を作っています。
ブロックチェーン環境も進化しつつあり、より簡単に誰でもNFTアートが発行できる環境や、仮想通貨をあまり意識せずに参加できるアイデアもどんどん誕生してくることでしょう。
徐々にNFTというキーワードも浸透してきているので、今後もNFTアートに期待ができると言えます。
